パブリックとプライベートという考えを重んじる西洋(特にイギリス)では、道路から玄関に入って来るところは整然とした芝生や小さめのエントランスが有ります。また、お花を植えている場合にも綺麗にしておくため、あまり大きな庭では有りません。そして家族で楽しむ為の庭は裏に有るのが普通です。
土地が広い場合は、キッチンを抜けて裏に出る入り口が有り、そこから結構広い庭が有って、バーベキューをしたり洗濯物を干したりというすごくラフなスペースになっていたりします。
日本ではこれも南側をできるだけ広く取って庭に・・ということが多いと思いますが、もしそちらが道路側ならあまり拘らずに家の配置を決めて、思い切って東側などに往来から見えない様な庭を造るのも良いのかなを思います。
道路に面したパブリックな部分は狭いけれど良く整えられていて美しい。裏にプライベートな庭が有り、洗濯物を干したりバーベキュをしたりと人目を気にせずに過ごせる。広い敷地の場合も前庭は意外ときちんと整えてあってたり駐車スペースだったり。裏に別途プライベートな庭が有る事が多い。
S邸の裏庭(長野県)