タイルのお風呂ってどうなんですか?

と、良く聞かれます。

タイルのお風呂は寒いって思っていらっしゃる方がとても多いんです。

でも、多分、一昔前のお宅が、断熱材が入っていない壁と隙間の有る一重の窓・・だったからでは無いでしょうか?

今は、部屋自体気密性が良くて、窓も二重になっていて、しかも暖房乾燥機がついています。そうすると信州でも十分暖かいバスルームができますよ。

そして、タイルって可愛いんです!例えば、写真の様なタイル。これから作るお風呂用にサンプルを取ったのですが、返したく無いな〜って思いましたよ。

バスルームをタイルで
名古屋モザイクさんのタイルとリクシルさんのタイルをまぜて使います。

 

ちなみにこんなタイルも有りました。すごく可愛い。

お風呂のリフォーム用タイル
クラシックなデテェールのタイル、小花の様なタイル。

タイルの白いお風呂
タイルで作ったお風呂

上のタイルから選んで使っています。写真がうまく撮れなくて色がついている様に見えますが清潔な白にルビー色のアクセントを付けています。

壁紙使ってみて〜

西洋のお宅におじゃましてまず感じるのが家毎にすごく個性が有る事。実は家の間取りとか外観とかにそれほど違いが無い。いえ、むしろイギリスなんかほぼ同じ?ような家が並んでます。

なのに、なぜかそこに暮らす人の個性が生き生きと伝わって来る事が多い。

それって、内装かな?って思う。どうでしょう?特に壁紙や壁のペイント。カーテンとの合わせなんか参考にしたいな〜。

日本では良く、『飽きない、無難な色で・・』なんて言葉を聞くことも有るけど、実は外国では壁紙は結構変えてます。最初から変えるという前提だから壁紙を剥がす機械(ハンディーな蒸気が出る四角い家電)が一家に一台くらい有るみたい。

壁紙だけでなくペイントの場合も、結構塗り重ねてたり・・・。

自分の好きな様に、年月と共に変わる好みに合わせて個性を出している。

壁紙を変えるとぱ〜ッとお部屋の雰囲気が変わるからやりがいが有りますよ。

 

イギリスの壁紙
サンダーソンの壁紙
イギリスの壁紙
オズボーン&リトルの壁紙
ピアノ教室に。
イギリスの壁紙
ウイリアムモリスの壁紙

西洋の住宅の間取りを研究する

西洋の家の特徴はなんといってもその間取りです。

下記のページから、いろいろな図面を見てみましょう。

HOUSEPLANS

英語のページですが、クリックしていくと平図面が出て来ます。

図面だけを購入する事も出来ます。

実際、5万円くらいで基礎図や電気図が付いた図面が購入出来ます。それを元に設計し直して使う事もできます。

南向きか北向きかよりパブリックかプライベートか

西洋の住宅の本を読んだり、住宅の図面を見たり、実際に友人の家を尋ねたりして感じた事。

それは西洋の間取りにはパブリックとプライベートと言う考え方が有ると言う事です。

比較して日本の家の場合、南向きに光を取り入れる掃き出し窓が付いている事が多いです。

もし、そこが中庭だったり、道路まで間が有って十分プライベートが保てるなら良いのですが、以外とすぐ前に道路が有って、車や人通りが有るということが多いです。そんな時でも南向きと言う事だけで大きな掃き出し窓を付けてしますと、結局の所往来からの目を気にしてカーテンを閉じたままだったりします。これはとてももったいないな〜と思います。

その点、西洋では道路に面した側はパブリックですので窓は腰窓になっています。腰窓なら例えばリビングやスタディルーム(所謂書斎)でも腰から上しか見えないのであまり気になりません。

庭をどこへ作るか

パブリックとプライベートという考えを重んじる西洋(特にイギリス)では、道路から玄関に入って来るところは整然とした芝生や小さめのエントランスが有ります。また、お花を植えている場合にも綺麗にしておくため、あまり大きな庭では有りません。そして家族で楽しむ為の庭は裏に有るのが普通です。

土地が広い場合は、キッチンを抜けて裏に出る入り口が有り、そこから結構広い庭が有って、バーベキューをしたり洗濯物を干したりというすごくラフなスペースになっていたりします。

日本ではこれも南側をできるだけ広く取って庭に・・ということが多いと思いますが、もしそちらが道路側ならあまり拘らずに家の配置を決めて、思い切って東側などに往来から見えない様な庭を造るのも良いのかなを思います。

イギリスの家
イギリスの家(ミッチェルディーバー村)

道路に面したパブリックな部分は狭いけれど良く整えられていて美しい。裏にプライベートな庭が有り、洗濯物を干したりバーベキュをしたりと人目を気にせずに過ごせる。広い敷地の場合も前庭は意外ときちんと整えてあってたり駐車スペースだったり。裏に別途プライベートな庭が有る事が多い。

 

S邸の裏庭(長野県)

表は人が通るため裏庭を広くして楽しむ(2018年5月の終わり)